YCのデモ動画:Y Combinatorの応募で何をつくるべきか

文:・2026年10月11日

「YC デモ動画」で検索するファウンダーは、Y Combinatorの応募にある2つのものを混同していることがよくあります。YCが細かく指定しているファウンダー動画と、フォームに専用の欄がある製品デモです。この2つを取り違えると、YCがくれる貴重な1分を簡単に無駄にしてしまいます。

ファウンダー動画:YCが実際に求めていること

  • 1分、ファウンダーだけ。「動画の長さは1分で、ファウンダーが話している姿以外は何も入れないでください」(Y Combinator)。
  • 話す内容。自己紹介をし、何をしているのか、なぜそれをしているのかを説明し、ファウンダーやプロジェクトについてほかに伝えたいことがあれば加えます(Y Combinator)。
  • ファウンダー全員が出る。同じ部屋に集まれない場合は、ビデオ通話を画面録画する方法をYCは提案しています(Y Combinator)。
  • 台本は読まない。「書いた台本を読み上げないでください。代わりに箇条書きを使いましょう」(Y Combinator)。
  • 宣伝動画ではない。「ここはデモ動画や宣伝用の動画を提出する場所ではありません。製品のデモがある場合は、応募フォームに専用の欄があります」(Y Combinator)。

つまり、ファウンダー動画には音楽もモーショングラフィックスも製品の映像も要りません。積み重ねた本の上にスマートフォンを置き、そこそこの明るさと静かな部屋があれば、それで十分です。

製品デモ

YCの動画ページでは、デモについて専用の欄があること以外に細かいルールは定められていないので、応募するときは最新の応募フォームを確認しましょう。審査する側がデモから知りたいことは、前もって準備できるくらいシンプルです。製品は存在するのか、動くのか、そしてあなたが製品の何が大事なのかを理解しているか、です。

  • 実際に動く製品を見せる。モックアップやスライドではなく、画面を録画しましょう。
  • 中心となる操作から始める。ユーザーがその製品を使う価値を感じる操作を、最初の数秒で見せましょう。
  • 短くまとめる。目安は1〜2分。1つのワークフローを、飾らない言葉でナレーションしましょう。
  • 本物、または本物らしいデータを使う。何がすでに動いていて、何がまだなのかも正直に伝えましょう。

アプリのデモをきれいに録画する手順のガイドもあり、デモ動画の台本のガイドでは、何をどの順番で見せるかを解説しています。

Teasrが役立つ場面、役立たない場面

応募そのものには、Teasrは使わないことをおすすめします。YCが求めているのは、一方の動画ではファウンダーが話す姿、もう一方では動く製品で、モーショングラフィックスの宣伝動画はどちらにも当てはまらないからです。Teasrが役立つのは、外の世界に向けて発信するときです。ローンチ投稿、Product Huntのギャラリー、ランディングページには、Webサイトから約10分でつくれる、ブランドに合わせた短い動画がぴったりです。料金は€19.50からです。製品のローンチ動画のつくり方もご覧ください。

あなたの製品紹介動画を、Webサイトから数分で。動画をつくる