審査員に伝わるハッカソンのデモ動画のつくり方

文:・2026年10月11日

オンラインのハッカソンは、主にデモ動画で審査されます。それなのに、動画は締め切り直前の数時間でつくられることがほとんどです。シンプルな計画といくつかの習慣があるだけで、審査員が内容を追える動画になるか、途中で見るのをやめられてしまう動画になるかが変わります。

Devpostのおすすめ

  • 早めに計画する。Devpostは、締め切りの少なくとも2〜3時間前には動画のための時間を確保するよう勧めています(Devpost)。
  • 台本を書く。そのうえで、導入、課題、つくり方、デモ、締めくくりに時間を配分しましょう(Devpost)。
  • ほとんどの場合は3分未満に収める。冒頭でピッチと簡単な概要を伝えましょう(Devpost)。
  • 使い慣れたツールを使う。PowerPoint、OBS Studio、Canva、Premiere Proなどです(Devpost)。
  • 基本を押さえる。「審査員がデモ動画をはっきり見て、聞いて、アクセスできる必要があります」。きちんとしたマイクを使い、公開設定を確認し、YouTubeのような信頼できる場所にアップロードしましょう(Devpost)。

多くのイベントは独自に最大の長さを決めているので、イベントごとのルールも必ず確認しましょう。

2分30秒の構成例

時間話す内容
0:00〜0:151文のピッチ:何をつくったのか、誰のためのものか
0:15〜0:35課題を、具体例を1つ添えて
0:35〜1:50ライブデモ:1人のユーザーが1つの作業を最初から最後まで
1:50〜2:15つくり方:技術スタックと、いちばん難しかった部分をどう解決したか
2:15〜2:30今後の展望とチーム紹介

無料ツールで録画する

  • Mac:Shift、Command、5を同時に押すとスクリーンショットAppが開き、画面全体または一部を録画できます。「オプション」でマイクをオンにすれば声も録音されます(Apple Support)。
  • Windows:Snipping Toolで動画を録画できます。Windows、Shift、Rを押し、範囲を選択して開始します(Microsoft Support)。
  • もっと凝ったことをするなら:OBS Studioは録画や配信のための無料のオープンソースソフトで、画面、Webカメラ、スライドを組み合わせるのに向いています(OBS Studio)。

減点につながるミス

  • 非公開の動画リンク。提出前に、ログアウトしたブラウザで開けるか確認しましょう。
  • 聞き取れないナレーション。まず10秒のテスト録音をして、ヘッドホンで聞き返しましょう。
  • 製品ではなくスライド。粗削りでも、審査員は動いているところを見たいのです。
  • 時間オーバー。イベントが3分と決めているなら、2分50秒で終えましょう。

準備や設定も含めた録画の詳しい手順は、デモ動画の録画方法で解説しています。

Teasrのようなツールは役立つ?

提出動画そのものには、あまり役立ちません。提出動画では、動く製品を見せることに時間を使うべきだからです。役立つのはその後です。プロジェクトが公開ページのある本格的な製品に育ったら、Teasrでそのページから短いローンチ動画を約10分でつくり、発信に使えます。料金は€19.50からです。

あなたの製品紹介動画を、Webサイトから数分で。動画をつくる